2020年度の事業としてミャンマー国内に建設していた2本の沈下橋のうち、1本は無事に完成したことを報告しましたが、ミャンマー国内の政情不安などにより工期が遅れ、雨期に入ったために建設を中断していたもう1本の沈下橋の建設を再開いたしました。
![](https://i0.wp.com/jip.or.jp/wp-content/uploads/画像1.png?resize=690%2C518&ssl=1)
昨年の乾期に建設した橋脚
![](https://i0.wp.com/jip.or.jp/wp-content/uploads/画像2.png?resize=690%2C518&ssl=1)
住民が架けた乾期用の橋と車道
![](https://i1.wp.com/jip.or.jp/wp-content/uploads/画像3.png?resize=690%2C517&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/jip.or.jp/wp-content/uploads/画像4.png?resize=690%2C517&ssl=1)
雨期に水没したため、橋脚上部と鉄筋にこびりついた泥を落としています。
![](https://i2.wp.com/jip.or.jp/wp-content/uploads/画像5.png?resize=690%2C518&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/jip.or.jp/wp-content/uploads/画像6.png?resize=690%2C518&ssl=1)
橋桁を建設するため、コンクリートを流す型枠を組んでいます。
![](https://i1.wp.com/jip.or.jp/wp-content/uploads/画像7.png?w=690&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/jip.or.jp/wp-content/uploads/画像8.png?w=690&ssl=1)
橋桁の建設に使う鉄筋も、無事に確保することが出来ました。
このように、沈下橋は工期が遅れ、工事の途中で雨期に入っても、乾期を待って工事を再開することが出来ます。そのため、工期が遅れがちな開発途上国でも、余裕を持って建設をすることが可能です。
昨年に続き、日本人スタッフが現地へ赴くことは出来ませんが、現地の建設会社および関係者と緊密に連絡を取り合い、情勢を見定めながら、慎重に工事を進めてまいります。