《続報》地元の人々が沈下橋の開通式を行いました

先日JIP担当部分の完成を報告したミャンマー北部サガイン地域にある沈下橋では、5月31日に地元の人々により橋の開通式が行われました。ミャンマー国内、とりわけ地方部では未だ治安が安定せず、人々は不安な日々を過ごしていると伝えられていますが、そのような状況の中、村の僧侶による伝統的な儀式が執り行われ、橋の開通を盛大に祝うことができました。

橋の上に式場を設営中
伝統的な儀式
多くの人々で賑わった
食事も振舞われた
儀式に参加した僧侶
子供たちも参加

この橋では橋の全長208mのうち56mの工事をDRRD(ミャンマー建設省地方道路開発局)が分担していますが、橋の取り付け部分が未完成となっており、車両は通行できない状況です。あとはこの部分を土で埋めて簡易舗装をするだけなので、DRRDでは現地の治安状況に注意しながら、出来るだけ早く工事を完了するとのことです。

未完成部には木製の仮橋をかけて利用
バイクは通行可能