数々の困難を乗り越えて、沈下橋は竣工に向かっています

ミャンマーの国内情勢は未だ険しい状況ではありますが、JIPが今年度の事業として実施している、ミャンマー南部カイン州の沈下橋は、予定より若干の遅れはあるものの、近日中の完成を目指し建設が続いております。

建設を開始した昨年末の時点より、コロナウイルスによる海外渡航制限が長引くことを見込んで、日本人スタッフが現地に駐在せずに建設をしていましたが、2月1日以降も現地スタッフおよび関係者の多大な尽力により、間もなく完成というところまで来ました。

左岸側4スパンの施工を残すのみとなりました

右岸側から見るとほとんど完成しています

車両がすれ違えるように中央部の幅を広くしてあります

雨期前の完成を目指して夜間も工事をしています

暗いニュースが続く中、地元の方々は橋の完成を心待ちにしていると聞いています。未だ予断を許さない状況ではありますが、辛抱強く見守りたいと思います。

なお、北部サガイン地域で建設中の沈下橋は、雨期の鉄砲水を警戒して乾期になるまで建設を休止しています。