「河川文化を語る会」で沈下橋について講演を行いました

11月17日、さいたま市において、日本河川協会と彩の川研究会の共催による「河川文化を語る会」が開催され、国際インフラパートナーズ(JIP)の中尾忠彦氏が講演を行いました。

本講演は、JIPが昨年、日本水大賞「国際貢献賞」を受賞した沈下橋事業について、より多くの方に知っていただきたいという主催者の要望を受けて実施されたものです。現理事長がラオスへの海外出張中であったため、日本河川協会および彩の川研究会の双方に所属する前理事長の中尾氏が登壇しました。

当日は、スライド資料を用いて約90分間にわたり説明が行われ、沈下橋事業の背景や取り組み内容、現地での工夫などが分かりやすく紹介されました。また、ラオスにおけるメタ橋開通式の映像も上映され、事業が地域にもたらした変化が具体的に伝えられました。

講演では、沈下橋という事例を通じて、橋や道路などのインフラが日々の暮らしを支える重要な存在であることが示されました。参加者にとって、河川文化や国際協力、そしてインフラ整備の意義について身近に考える良い機会となれば幸いです。

講演で使用した資料です。

河川文化の会講演Web公開版

ミャンマーの雨期に、住民が難儀している例として段波の映像も紹介しました。