JIPが2020年度の事業としてミャンマーのカイン州に建設していた沈下橋が完成し、供用を一部開始しました。コロナ禍に加えて2月1日以来のミャンマー国内の状況、そして日本人スタッフが一度も入国出来なかったという事実を踏まえると、ここまでやって来れたのは奇跡としか言いようがありません。関係者の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
5月早々に始まった雨期の中、夜間も工事を続けるなどして完成を急ぎました。村人が架けた仮設の橋は、増水によりすでに流されてしまったため、住民からの強い要望で歩行者のみを先行して通行可能としました。コンクリートの養生が終わる今月末には車両の通行も可能となります。
6月11日の早朝から、子供を抱いたお母さんなどの村人が、雨期で増水した川に架けられた橋を渡っています。
6月14日に記念碑の設置を行いました。
6月16日の夕方から翌朝にかけて、増水により橋が水面下に沈むのが確認されています。
6月18には、問題なく供用を再開しています。
現地スタッフの情報によると、7月1日に地元住民による開通式が予定されているそうです。情報が入りましたら、追ってお知らせいたします。
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