祝☆日本水大賞国際貢献賞の受賞が決まりました

第26回日本水大賞において、JIPの活動『開発途上国での沈下橋の建設と技術移転』が国際貢献賞を受賞することが決定されました。栄えあるこの賞は、名誉総裁の秋篠宮皇嗣殿下ご臨席のもと、委員長の毛利衛氏が館長を務める日本科学未来館において、6月に表彰式および受賞活動発表会が行われます。表彰式の内容は追ってご報告いたします。

日本水大賞について知りたい方はこちらをご覧ください。

JIPの応募活動の概要

河川は人々を結びつけて地域社会を形成する基盤であるが、開発途上国において雨期には地域を分断し、学童の登校、急病人の治療、生産物の出荷などができない陸の孤島となる区域が多い。沈下橋は、時には水に沈むが洪水後にはただちに通行が可能となる一方、費用が安いので当該区域の交通事情を速やかに改善することができる。当団体は日本の経験も踏まえ、外務省の資金協力を得て平成28年からミャンマーの農村部で15本の沈下橋を建設し、その計画・設計・施工の技術移転を行ってきた。この事業は現地住民に喜ばれ、生活・経済の水準を高めることが実証されて、現地政府も沈下橋を自ら建設しており、国際的な友好関係の増進に寄与している。

第26回日本水大賞応募添付資料-JIP