昨年完成したミャンマーの沈下橋がGoogle Earthに反映されました

2022年5月に完成したナンタールタバウ(Nant Thar Tabau)橋がGoogle Earthに映っているのを発見しました。これで、JIPがミャンマーに建設した15本の沈下橋が、すべて反映されたことになります。

以前はこの橋の4kmほど下流で、乾期になると地元の人々が車で川を渡るために土を盛っていました。最近の写真には盛り土が写っていないことから、新しい橋が出来たことにより交通の様子が変わったことが分かります。2018年に建設したテザ橋でも同じような状況が確認されています。

ナンタールタバウ橋のあるサガイン地域は、軍と反対勢力がもっとも激しく争っているところで、ミャンマーの人でも容易に行くことのできない地域です。しかし今でもヤンゴンにいるJIPの協力者が、全国にある沈下橋の状況を観測し、逐次伝えてくれます。今後も、沈下橋の様子を皆さまにお届けできたらと思います。