5月30日に一般社団法人国際建設技術協会にて、秋口守國様をゲストスピーカーに迎え、JIP主催の講演会を開催いたしました。テーマは『これからの日本の国際技術協力』。建設省時代はインドネシアやタイに駐在し、傘寿(数え年の80歳)を迎えた今もなおアジア各地をバックパック一つで旅しているという秋口氏ならではの切り口で、アジアにおける日本の技術協力の今と昔について講演をしていただきました。旅先ではタクシーを使わず、公共交通を乗り継いで移動しているというだけあって、現地の人の暮らしぶりやインフラ整備の状況など、含蓄のあるお話を伺うことが出来ました。講演の内容は下記に記載されていますので、ぜひご一読ください。
会場には約三十名、さらにZoomから十数名を迎え、期待していた以上に多くの方にご参加いただくことができました。意見交換会では海外の建設技術協力に長年携わってきた方とこれから海外で勤務をしたいと思っている方との間で活発な情報交換が行われました。コロナ禍で疎遠になっていた会員同士の交流も盛んに行われ、盛況のうちに幕を閉じました。